土木のICT化って何だろう。

暮らしや産業の基盤となるインフラの老朽化対策、自然災害への備えなど、地域が抱える課題を解決するために、土木はいま大きく進化しようとしています。設計から施工まで、さまざまな工程にデジタル技術を駆使するICT(Information and Communication Technology/情報通信技術)化はその一例。3次元データ、ドローンやGPS、センサーなどを活用することで多くのメリットが見込めます。
私たちはこうした動きに先駆けて、2016年からICT施工に挑戦。2019年には杭ナビを導入し、従来は2人で行っていた施工測量のワンマン化をスタートしました。それ以降も、起工測量データの3次元化、自社ICT建機での施工、遠隔中継などICT化を推進しています。

私たちがICT化を進めるのは、施工や管理業務の効率化だけが理由ではありません。施工の質の向上や、社員一人ひとりの力が最大限に発揮できる環境づくりにも大きな役割を果たしています。

ICT化には、これまで土木に求められてきた作業員一人ひとりの技術や経験を、デジタル機器やシステムが補うというメリットがあります。これは、誰もができる仕事が増えるとともに、人の力で行う作業の減少に直結。活用する人材の幅が大きく広がります。

3次元設計、ドローン測量、半自動化が可能な建機による施工など、ICT化の推進は一人が多くの業務を兼務するではなく、分業化を促進。自身ができること、得意なことに集中して、スキルアップを目指した資格への挑戦も可能です。

ICTの積極活用を進めたことで、施工現場や作業員の姿、動きはこれまでとは大きく異なっています。これまでの土木を変える。ICTはその原動力です。

  • ワンマン半自動化の重機を導入。少ない人数で、容易に、レベルの高い施工ができる。
  • 補助作業者が行っていた屋外作業が減少。快適な室内作業に移行できる。
  • 3次元データをさまざまな段階で活用。施工前に綿密な計画を検討できる。
  • 業務の一部を本社で一括サポート。仕事を分担・分散して一人ひとりの負担を軽減できる。

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